こんにちは a1chemyと申します。
現役でデータサイエンティストをしております。
主にコールセンター・通販業界の方々へ伴走支援を行っております。
今回は[重役・意思決定者へ分析結果を報告する際には]というネタです。
[現場メンバーとの打ち合わせはこちら↓]
現役データサイエンティストならわかると思いますが、
分析結果の報告には"特有"の難しさがあると思います。
例えば・・・
①聞き手はどれくらい前提知識があるのだろうか?
②"なに"を話せば理解してもらえるだろうか?
③どのような質問が来るだろうか・・・答えられるだろうか?
などあると思います。
結論:聞き手は結果しか気にならない
いやいや、「何をどうやって"その結果"を見出したか」が気になるんじゃないの?
と思われそうですが、そんなことはないです。
(全員が結果しか興味ないこともないですけど・・・)
分析者は"分析の大変さ"をアピールするためにかっこいい数式などを言いがちですが、
そんなもの誰も興味ありません。
繰り返しになりますが、
結論:聞き手は結果しか気にならない
少し表現を変えると、実績向上or金儲けになることしか興味ない。
なので、分析結果の報告の順番は
①目的
②結果
③施策案
④質疑応答
⑤詳しい説明(使用データ・メカニズムなど補助スライドで準備)
で大丈夫です。
使用データや分析フローなど詳細なことを質問されるのはあまりありません。
(質問が来ないとは言ってない)
上記では重役は結果しか気にならないといいましたが、
大前提として目的は必須です。
そもそも"何を目的とした分析?"といったことで話の腰を折られると、
時間が足りなくなったり、不完全燃焼な報告になる可能性もあるからです。
上記③で施策案と記載しておりますが、
「○○という結果だった」と言われただけでは「次何をすればいいかわからない」と言う聞き手もいるのでサジェストしてあげましょう!
続編として[担当者間での報告会の進め方]も投稿しようと思います。
以上